バラ十字会

非宗教・非営利団体であるバラ十字会は、
全世界の87ヵ国に拠点を有し、
23ヵ国語で通信講座の教材をご提供しています。
日本本部公式サイト

統一性へのアインシュタインの探究

統一性へのアインシュタインの探究

マルク・コーンウォール

「我々が経験できる最も美しいことは、神秘の知覚である。それは、すべての真の芸術とすべての科学の源泉である。この感情を知らない人、物事を不思議に思うことができない人、畏怖の念を抱くことができなくなった人は、もはや死んでいるのと同じである。」―アルバート・アインシュタイン

その人物と使命
A Man and his Mission

 彼の容貌は、この人の使命についての物語を伝えている。謎を投げかけるような姿は、研究に専念した人生を表している。大胆な失敗は、彼の顔に悲しげな皺を刻んだ。この成功した先駆者ですら、科学的で人道的な努力において失敗を受け入れなければならなかった。というのは、アインシュタインは偉大な科学者であると同時に偉大な人間であり、仕事は科学論文に限定されていなかったからである。彼は多くの分野で自分の考えを述べたけれども、その努力はたった一つのゴールに向かっていた。それは、他の人たちが相違と矛盾、対立だけを見出したところに、統一性と単純性、調和をもたらすことであった。

相対性理論の帰結
Relativity’s Axioms

エディット・ピアフと他のバラ十字会員たち 

アインシュタインと最初の妻ミレーヴァ

量子とその彼方
Quanta and Beyond

アインシュタインと神秘主義
Einstein and Mysticism

エディット・ピアフと他のバラ十字会員たち

「信仰心をもたない科学は行き先を知らない。科学知識をもたない信仰は向こう見ずである。」  ―アルバート・アインシュタイン

 「人間存在は、我々が『宇宙』と呼ぶ全体の一部であり、時間と空間において限られた一部である。人は他から切り離されたものとして、自分自身と自分の思考や感情を経験する。この妄想は我々にとって一種の牢獄であり、個人の欲望と、最も近しい数人への愛情に我々を限定してしまう。我々の努めるべきことは、すべての生きものと自然の全体をその美しさにおいて包含する同情の環を広げ、我々自身をこの牢獄から解放することである。」 ―アルバート・アインシュタイン

 ※上記の文章は、バラ十字会が会員の方々に年に4回ご提供している神秘・科学・芸術に関する雑誌「バラのこころ」の記事のひとつです。バラ十字会の公式メールマガジン「神秘学が伝える人生を変えるヒント」の購読をこちらから登録すると、この雑誌のPDFファイルを年に4回入手することができます。